ROE-316

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病で夫を亡くした翔子は、呆然と亭主の遺影を眺めていた。息子のハジメは母に代わって自宅に訪れた参列者相手に毅然と振る舞っていた。その晩、誰もいない居間に伯父と二人きりでいる母を不審に思ったハジメは襖越し